新メニューです。
新しい?
いつものブーダンノワールまんま焼いただけに見えますが
豚足や豚バラ肉が入ったブーダンノワール。
昔ランスのオーボンマンジェで食べたブーダンをイメージ。
Mシェフに再現してもらいました。
旨いです。このブーダン。
本日も18時から営業開始です。
月末のラストスパート頑張ります!
Benoît Déhuのフォソワを後にし
夕方のドメーヌ訪問まで時間があるので
車でエペルネー方面に向かいます。
ちょうど14時位にエペルネーに到着。
行きたかったワインショップ520は休憩時間で行けず…残念。
トイレ休憩も兼ねてカフェでコーヒー飲んで
スーパーに寄り惣菜購入。
日本の漫画がいっぱいあります。
キングダム欲しかったですが重いので断念。
そしてコート ド ブランをドライヴして
クラマンの葡萄畑で遅めの昼食。
スーパーで買った生ハムとバター、コンテ20か月熟成を
挟んでだカスクルート。バゲットは自販機で買ったものです。
素朴ですが贅沢。ちょっとしたピクニック気分。
そして本日2件目のドメーヌ訪問は
Bouzyブジ―村のPierre Paillardピエール パイヤール。
案内してくれたのはパイヤール兄弟の次男
Quentin Paillardカンタン パイヤール。32歳若い!!
どうしたいのか聞かれたので
畑に行き試飲もしたいと伝えると
さっそく車を出してくれました。
まずはles Maillerettesレ メーユレットの畑に。
Bouzyと言えばブラン ド ノワール。
粋な計らいでカンタンがシャンパーニュを畑に持って来てくれました。
しかもレ メーユレット2013!
開けるのは私の仕事です。
目の前の畑で収穫されたワインをその場所で飲む贅沢。
ブジーのみに約12ヘクタール持つピエール パイヤール。
今は長男のアントワーヌと次男のカンタンが先頭に立って
ワイン造りをしています。
ブジ―村で植えられているのシャルドネーピノノワールの比率は
シャルドネ1割ピノノワール9割と圧倒的にピノノワールが多いですが
ピエール パイヤールでは7割ピノ。3割程シャルドネを持っています。
いろんな話を聞きましたが酒飲み過ぎであまり覚えていない人…
そのあとBouzyで一番景色がいいという場所へ。
Fossoyと比べると明らかに太陽の当たり方が強いです。
全てが南向きの畑で西日をガンガン受けますから。
このコルク型の石からの眺めがいいとの事。
樽から18年のコトーシャンプノワの赤を飲ませてもらいましたが
かなりしっかりしています。さすがBouzy。
実は白のコトーシャンプノワもたまに仕込むらしく
2018年が3回目の仕込みとの事。楽しみです。
その後試飲ルームで一通り瓶から飲ませて頂き終了。
持っている区画の地図を見ながらの試飲は楽しいです。
黒っぽい区画がパイヤールの持っている場所です。
最後にカンタンと写真を。デカ過ぎです。
6月に来日するようなので
その時はランパールに来てくれる約束をしてくれました。
待ってますよ~。ありがとうございました。
けっこう長い試飲だったので
急いでランスへ戻り予約していたレストランへ向かいます。
ランスの賑やかな場所からは少し離れている場所ですが
地元の方々で盛り上がっているお店で
割としっかりとしたワインリストですし
料理はネオビストロといった感じです。
お店の名前はAu Cul de Poule。
昼間から試飲して割としっかり飲んでいたので
少し休憩的にグラスワインでも
ちろっと飲んで食事しようかと思ったのですが
実は昨日飲みたかったギョーム セロスのワインがある…
これは飲むしかない。
Largillierの方でこちらはシャンパーニュでも南にある
Viller-sur-Arceで葡萄を育ててもらい
ギョーム セロスが醸造、熟成させたアイテムでブランド ノワールです。
昨日からずっとブランド ノワールばかり飲んでいる気が…
酸が重たいのでけっこう疲れてきます。
料理はホワイトアスパラガス、モリーユ茸のクリームソース
どっかで見たな。
そしてまた
生肉とシャンパーニュ最高です!!やはりシャロレ牛旨し。
昨日よりは控えめな量ですがトリュフが入ってます。
ここのタルタルはいろいろトッピング可能で面白いです。
なかなかいいお店です。また来なければ。
帰り道ランスの大聖堂に寄り道。
昼とは違ってライトアップしています。
緑を使うという色のセンスがさすがです。
帰って爆睡の夜でした。
3日目に続く。
2日目の朝は早起きしてランスの街をランニング。
ランスの大聖堂はいつ来ても素敵です。
バゲットでも買って帰ろうかと思っていたのに
ランスのパン屋は7時半ではオープンしていない。
ボーヌだったら7時には開いてるけどな~。
なのでドメーヌに移動の途中で朝食。
フランスはけっこうパニーニを売っている店が多いです。
レモンタルトの暴力的な甘さもフランスらしい。
午前の目的地はヴァレ ドラ マルヌのフォソワFossoyにある
ブノワ デユBenoît Déhu。
10分程早く着いたのでフォソワの街をぷらっとしてみるが。
なんも無い…唯一あった物がバゲットの自販機。
買ってみた。
これが何気に旨い。
日本のバゲットだったらトップレベルかと。
フランス恐るべし。
そしてドメーヌ訪問です。
ブノワ氏は2月に来日しランパールにも来てくれたので
お会いするのは2回目。めちゃいい人です。
まずは葡萄畑を案内してくれました。
メインとなるLa Rue des Noyersの区画。
約2ヘクタールの畑はすべてムニエ。北向きのなだらかな斜面です。
北向きと聞けばあまり良くないイメージかと思いますが
温暖化が進む中では西日を直で受けない区画は
むしろ良いのかも知れません。
11時半でこの日差しです。
葉っぱの話をしてるのですが
ムニエの葉は白い繊維でコーティングされてます。
ヴィエイユ ヴィーニュになると薄くなってくるらしいですが
この繊維によって寒さから守られる為ムニエは寒さに強いそうです。
擦るとこんな感じで取れます。
ちなみにムニエは白い粉を纏っているように見えるので
小麦粉を纏わせて焼く料理ムニエルが名前の由来だそうです。目から鱗。
そして新しく手に入れた区画L’Ormeの区画も見せてもらいました。
この区画からイニシアシオンは造られます。
まだリリースされていませんがマグナムだけしか詰めない
この区画のムニエV.Vキュヴェを作る予定との事。飲みたいな~。
そしてカーヴを見学。
プレス機がいっぱい。
3ヘクタールとは思えない設備でビックリしましたが
実は他に10ヘクタール以上持っているらしく
Benoît Déhu名義はビオデナミで
Déhu P&F名義は昔からの造りで2ラインあるとの事です。
最後に瓶からフルラインナップ飲ませてもらいました。
ヴィンテージは2016年。
抜栓は1か月位前らしいですが
全て活き活きしています。凄いエネルギーのあるワインです。
コトーシャンプノワのレベルも高く
今まで飲んできた中で断トツ旨いです。
これからクローン毎のキュヴェもリリースする予定だそうです。
いろいろ楽しみな造り手です。
ブノワさんありがとうございました。
大変勉強になりました。
2日目の前半終了。
盛り沢山なので2日目は2回に分けて書きます。
毎年6月の終わりにとる夏季休暇。
今年は珍しく前倒しで5月の中旬からお休みを頂き
シャンパーニュ~ジュラ~ブルゴーニュ~パリと
仕入れ&ワイン生産者訪問に行って来ました。
朝7:30。数寄屋橋から出ている
成田空港行きのバスに乗り出発。やはり眠い。
毎年この便なので、もういろいろ慣れましたけど。
朝っぱらからフライドチキン&ビールで腹ごなしし
飛行機は無事定刻で出発。
そして珍しく予定より約1時間早くパリ到着。
これは幸先いい出だし。かと思わせといて
レンタカーAVISのカウンターが激混み。
1時間以上待たされる。ありえんわ…
フランスでは1時間位のゆとりは余裕を持っているうちに入りません。
カウンターに並んでいるお客を観察していると
多くの方が予約していない模様。そりゃ遅くもなる。
私は予約しているから5分かからないで出発です。
AVISさん予約専用レーンを作ってくれ~い。
今回の車はルノーのコンパクトSUVカジャー。
私の運転技術を考えると丁度いい大きさです。
早速乗り込み、パリから逃げ出すようにランスへ出発。
月曜夕方の下り線は渋滞ばかりです。
2時間程かかりましたが無事ランスのホテルに到着。
お腹も減っていたので直ぐに街中へ。
お目当てのお店は2年前にもお世話になった
ステファン アリオンの店THE GLUE POT。
ここに来たら食べるのはこれです。
これでもか!という大きさのタルタルステーキ。たしか19€。
めちゃ旨いんです。この大きさでこの値段はマネ出来ません。
ワインは勿論シャンパーニュ。
ステファンが色々リスト以外のワインを勧めてくれました。
ジャック・セロスも沢山持ってますが
今回は大好きなサヴァールのエクスプレッション2014。
激旨でしたがランパールの割当ては1本だけ…誰が飲むのか。
若干疲れていたので1本サクッと飲んで終了。
最後にステファンと写真を撮ってもらいました。
この格好で営業してますからね。最高っす。
私もこんな感じでサーヴしようかな。
パーカーとか持ってないけど。
そんなこんなで1日目はさらっと終了です。