渋谷は基本的に好んで行く街では無いですが
髪切り職人の兄貴がいるので3週間に1度はその為だけに行きます。
2週連続で休みに行くなんて子供の頃以来かも。
今週はBunkamura ルシネマで上映されている
「パリ3区の遺産相続人」原題「MY OLD LADY」を観てきました。
原題のままなら絶対行ってないです。
話の中心になっているアパートの不動産売買の仕方が特徴的で
Viagerヴィアジェというフランス独特のシステム。200年前からあるらしいです。
その形とは、売主が不動産を売却しても、亡くなるまで住み続ける事が出来る。
買主は当然すぐに住む事が出来ずに、売主が亡くなった後買主に引き渡される。
買主は毎月一定額を売主に支払う必要があり売主が亡くなるまで払い続けるそんなシステム。
つまり、売手のメリットは生前に売却したお金を手に入れる事が出来てかつ、
毎月一定の収入が約束される。
そして買手は通常より安く不動産権利を手に入れられるが
売主が長生きすればする程コストがかかるのでギャンブル性が高い。
どちらかというと売手に優しい気がする日本には当然無い面白いシステムです。
そんな物件を相続した男とそのアパートに住む母と娘の話。
ただ、フランス語モード全開で行った私がバカでした。
イギリス、フランス、アメリカの合作みたいでほとんど英語…
テンション下がりまくり。内容的にもなんだかなーって感じです。
次観たい映画が見つかったので良いんですけど。
これから観る予定だった方 すみません…
そんな勤労感謝の日。