2017年フランス旅行記4日目

今回泊まったLe Puyの宿Chambres d’hotesシャンブル ドットという事で

朝食が付いているのですが、評判がいいので期待して朝を迎える。

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めちゃ素朴…クロワッサン、セーグルパン、ヨーグルト

オレンジジュース、ジャム、コーヒー。

これぞフランスの朝食というラインナップ。

でも焼き立てのパンが異常に美味しかった。いい朝食です。

 

ホテルをチェックアウトし行ってみたかった

Le Puy特産ヴェルヴェンヌで作ったリキュール

「ヴェルヴェンヌ アン ヴレイ」の店へ。

PAGÈSパジェースというのか?ハーブティーなども有名な会社です。

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1859年創業のお店なのでシャルトリューズ等と比べるとまだ若い歴史なのかと。

お店には現行のリキュールやハーブティー、香水などが売っていて

古いリキュールが展示してあります。

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蒸留器も展示されています。

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Le Puy観光を満喫しお土産もゲットしたので

今回のメインであるオーベルジュに向かいます。

「Régis & Jacques MARCON」レジス&ジャック マルコン。茸の魔術師。

サンボネ・ル・フォワというオートロワールの僻地にあるホテルレストラン。

日本にも昔ここで働き、今素敵な料理を作っている料理人の方が何人もいます。

 

少し早く着いたので街にあるマルコン氏の菓子屋に入る。

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田舎の菓子屋って大概雑なんですが、ここはレベルが違います。

 

そしてチェックイン出来る時間になったのでいざ!マルコンへ!

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車を付けてフロントで名前を告げる。が

そんな予約は受け付けていないと…なんだ?

こちらは既にデポジットも支払っているのにありえへんわ~。

出たよ出たよフランス。3つ星でこれかよ!

結局5分ほどエントランスで待たされましたが

向こうのミスだったらしく直ぐにお部屋へ。

遠路はるばる来るお客ばかりなんでしょうから

もっとちゃんとしてほしいですね。さすがに焦ったわ~。

 

でも部屋に着き、外の眺めを見たらそんな事すぐ忘れました。

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凄い眺め!晴れててよかった~。

で、直ぐにシャンパーニュとミニャルディーズ届く。

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贅沢~~。

ちょっと子眠りし、20時半からお楽しみのレストランへ。

 

まずは06デュヴァル ルロワ クロ デ ブーヴリーをグラスで頂き

メニューはデギュスタシオンにしてワインリストを眺める。

中々分厚いワインリストは見応えがありますって言うか重い…

ローヌのワインが充実しているようですが

3つ星ですからね~ブルゴーニュもありますよ。

迷ったわ~。1998DujacのClos de la Rocheか2008J.F.MugnierのMusignyか…

でも結局選んだのは

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さーせん。やっぱDRCが飲みたいんです。高く無いし。2002デュヴォー ブロッシェ

 

料理は写真を撮り忘れた物もあり…

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アミューズですがこれが出てくる前から

沢山のアミューズがありました。

そして前菜。

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せいろ?

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ジロール。

ここらへんでグラスの2014ディディエ ダグノーの

ブラン フュメ ド プイィを頂く。

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ラングスティーヌのパネとトランペット。

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オンブルシュヴァリエとセップ めちゃ軽いサヴァイヨン

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ここで登場するLe Thierル ティエールという

オーヴェルニュ地方でライヨールと2分するナイフで有名な街。

そこのChambriardシャンブリアールという優れたナイフ屋の前菜用ナイフ。

このフィット感が素晴らしい!思わずどこで買えるか聞いちゃいました。

「うちで売ってるよ」との事でしたが、あとで見たらメチャ高かった…

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夜も更けて来て雰囲気が変わってきます。

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フォワグラのポワレ。お皿も美しい。

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支配人の方がメイン、乳飲み子豚のパン包み焼きをプレザンテ。

そしてメインがこちら

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優しい味わいで素材の良さがよくわかります。

ポンムスフレも懐かしい。

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フロマージュも普通には出て来ませんよ~。

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モリーユ茸を甘く炊いてデザートに仕上げてあります。

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お茶菓子もたっぷりで、流石に食べきれませんでした。

 

全体的に物凄く香り豊かなお皿ばかりでハーブやスパイスを多用していますが

非常にバランスよくてDRCのようにワインだけで完結しているような物と

一緒でも決して邪魔する事無く楽しめる素晴らしさ。

そして地の茸をきっちり使い、店の個性を出す事も忘れない。

大満足のディネでした。

わざわざ時間かけてくる価値がある場所。

3つ星の定義がきっちり満たされているお店でした。

そんな幸せ気分で終わっていった4日目。

 

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