5日目の朝。当初の予報に反して晴天。
やっぱ日頃の苦労がね~。
オーベルジュはやはり朝食が楽しみ。
温かければ部屋の外で食べられるのですが
今日はメチャ寒いので室内でビュッフェスタイル。
フルーツがたっぷりなのが嬉しい。
でもコルシカのカーポ ロッソの朝食には敵わないかなと。
マルコンを後にしリヨンに寄ってからブルゴーニュに戻ろうかと思ってましたが
どうしても夕食で使ったナイフが忘れられず一路ティエールに車を向ける。
ナイフ一色の街。
ライヨールと一緒でピンキリですがお目当てのシャンブリアールを発見。
中に入ると当たり前ですけどナイフだらけ。
店員さんに、「昨晩マルコンで食事して
こちらのナイフを使い非常に気に入ったから来ちゃった」と
伝えたところ凄く喜んでくれてけっこうサービスしてくれました~。
そのナイフこちら
すべてナチュラルウッドで木の名前が掘ってあります。
小ぶりなので前菜やデザート用です~。良い買い物しました。
そして、ブルゴーニュに帰ります。
ちょこっとLe Montrachetに寄りつつ
いつものドメーヌ ジャン・ノエル・ガニャールへ。
ジャン・ノエルが車椅子に…もともと足悪かったけど
去年から調子悪くなったらしい。でも91歳だからね。元気元気。
キャロリーヌは変わらずの肝っ玉母さん。
2016年は不作で本当に少ないので樽からの試飲は無し。
ブランショ デュスーなんて0本ですって。
2015年を端から飲ませて頂く。
相変わらず畑の個性がシッカリと出ているワインです。
真ん中はキャロリーヌの後を継ぐ次男のフィリップ君19歳。
長男の二コラは頭が良いので他の仕事をするらしい…
1997のバタールも飲ませて頂き、私は幸せ者です。
最後にパパとキャロリーヌと3人で記念撮影。
たまに顔出すと本当に良くしてくれる大好きな家族。
私、第2の故郷はシャサーニュモンラッシェです。
まだまだパパも元気でね~。また寄せて頂きます。
さて夜は、ボーヌと言えばここというビストロ「マ キュイジーヌ」へ。
Bouchardの西山夫妻と食事です。
週4日しか営業しない上に人気なのでタイミングが合わないと行けない店。
何だかんだ毎回ボーヌに来れば行っていますけど。
でもブルゴーニュワイン高くなったわ~。下手するとうちの方が安い。
料理は超シンプル。
ブルゴーニュ名物 ジャンボンペルシエ!!
リドヴォーのソテー
コート ド ヴォーのロースト。
ワインはブルゴーニュなのにローヌも交えて。
1999のフォンサレット シラーも旨かったですが
最後のディジェスティフが凄かった。
Le PuyのPAGÈSが昔作ったマンダリン ナポレオン。
こんな物頼む人間はいないと言われ…開けてもらっちゃいました。
いつ作られたのか店主もイマイチ分からないみたいで
トロトロの滑らかで複雑なこのお酒はもう2度と飲めないでしょう。
いや~勉強になりました。
そして今日も幸せな1日でした。あーお腹いっぱい。