4日目の日曜日はこの旅のメインイヴェント
ベッキー ヴァッサーマン女史のパーティーが
ボーヌから車で30分程のオータンにほど近い
シャトー ドゥ スリィで(Ch,de Sully)行われました。
ラシーヌさんが御呼ばれしている会にずうずうしく同行する私。
しかも、お客様にいい着物をお借りして。
まともに着た事も無いのでちゃんと着れるか心配でしたが
着物が良いので何とかかんとか…馬子にも衣裳とは正に!
ラシーヌのG田さんと ラ ニュイ ブランシュのHさんと
ジャン・ノエル・ガニャールのカロリーヌと ダヴィド モローと
ベッキーのパーティーは名だたるワインの造り手やジャーナリスト等が
一同に介しておりました。
そもそも何の会かもよく分からずに出席した私は確実に場違いなところでしたが
初めてお会いする私等にも快く接して下さるベッキー女史の懐の深さに感謝。
写真はヴィニュロンだけで撮った写真です。
ベッキー女史がブルゴーニュのワイン業界にもたらした功績は
計り知れない物で、もし彼女がいなければ今日のようなドメーヌ(自家元詰め)が
盛んになる事も無かったのでしょう。
ベッキー女史の穏やかな人柄はすべてを包み込むような印象で
名だたる造り手の彼女に対する尊敬と感謝の気持ちを感じる会でした。
とは言え、多くはブルギニョンなんで穏やかなだけで
終わるような人達ではございません。
着席して各テーブルにとりあえずドンドンと置かれるワインが
02ムルソー クロ ドゥ ラ バール当然コント ラフォンです。
ドミニク ラフォンは昔ベッキーの事務所で働いていたそうなので
この様な形でワインが提供されたのでしょうがビックリです。
そもそもパーティーのシステムも分からずにいる私等一行は
とりあえずワインと前菜を楽しむ事に。
400人を超える人が集まる中一皿ずつサーヴする事は難しいので
大きなお皿が各テーブルに置かれそれを個々に分けるといった形です。
こういう大きな会では料理があまり期待出来ない事が多い中
思った以上にレベルの高い料理でビックリ。流石っす。
そうこうしているとだんだん人が立って動き出しました。
他のテーブルに仲間もいるでしょうから
自分のワインを振る舞いに行っているようです。
そういうシステムなら私達も何か持って来ればよかったね~と
話していると、隣の席に座っていたニュイ サン ジョルジュの
アンリ グージュさんがマグナムの自分のワインを皆におすそ分け。ありがたや~
それを境にどんどん入れ替わり立ち代わりいろんな造り手さんが
テーブルに回って来てくれて、もうわんこそば状態に
ジャン ノエル ガニャールのカロリーヌ、シルヴァン パタイユ
アラン ブリュゲ、ダヴィド モロー、エチエンヌ ドゥ モンティーユ
マダム ミュニュレ、ダヴィド クロワ
エリック ルソー、NYのワイン屋プルミエクリュの社長さん等々大変です。
結構べろべろになって来たところで、何やら外が賑やかに。
出て見ると自家用ヘリらしき物がシャトーに降り立つところです。
そのヘリから降り立つその人はエチエンヌ グリヴォー!どーでもいい~
シナリオにあったのか自由行動なのかは謎ですが結構盛り上がりました。
ヘリが到着した頃から外で飲みだした私達は
誰が近くにいるかも気にならなくなり名前も聞かずに
どんどん良いワインを飲ませてもらう。カオスっす。
気が付いたら18時のパーティー終了の時間。
もうこんな会に出席する事は無いだろうな~。
ヴァッサーマン御夫妻、何人もの造り手さん
ラシーヌさんありがとうございました。