さて今日はまず前日疲れてほとんど見ていないボニファシオ観光からスタート。
街は昔ながらの雰囲気でコンパクトに纏まっています。
石灰岩で出来た土壌で家も白い建物で統一されていてとても綺麗。
海沿いに行くと向かい岸にはサルディニア島が見えます。たぶんそう…
海は当然めちゃ透き通っていてそのままダイブしたくなります。
こんな素敵な街なのに相変わらず貧乏性で詰め込みすぎな旅行プランの私。
早速北に出発です。ポルトヴェッキオは街中を走ってそのままスルー。
次回にとっておきますよ。
どんどん北上。バスティアはスルーしてカプコルスへ。マスカットで有名。
ジェノヴァの塔と呼ばれる灯台のような監視塔が点在しています。
北端の町Maccinaggioマシナッジオで昼食。
バスティア風タコのサラダとムールマリ二エール。何故かクリームが入ってる。
それとイワシのソテー。素朴。けっこう質素な食事っす今回の旅行。
本当ならばもう少し時間に余裕がありアポ無しでカプコルスの生産者に
行こうと思っていたのに渋滞にはまって全然時間無し。道路工事多いっす。
ぱぱっと食事を終わらせパトリモニオの南Poggio-d’Olettaポッジオ ドレッタにある
生産者Lecciaに向かいます。道が細いし横はすぐ崖。今までで一番険しい道程でした。
何とか着いて早速テイステンィングさせてもらいます。
こちらもカナレリと一緒で当主のイヴ レッチアは畑に出ていておらず。
メールでやり取りしていた美人さんVivier Celiaセリアにテイステンィング
させてもらいます。こちらもビアンコ ジョンティーユを植えています。
IGP Ile de Beauteの名前で出している物とPatrimonio、Muscat du Cap Corse等あり。
コルシカ白の最良生産者はここだとクロカナレリのポールが言ってましたが
確かに白の透明感と熟度の高いエキス分のバランスが素晴らしいです。
まだ直接日本と取引した事は無い様なのでどこか引っ張って欲しいです。
最後にセリアと写真を撮りましたが顔のデカさが違い過ぎ…
ドメーヌを後にしてコルシカ独立運動家の総本山Corteコルテへ。
レストニカという深い谷に阻まれた山の要塞で
コルシカ民族主義の指導者にしてコルシカの英雄パスカル パオリの町。
昔は独立国家コルシカの首都だったところ。
パオリの像。
日本ではナポレオンの生まれた島で有名ですがコルシカの英雄はパオリらしいっす。
コルテの情報もエスキスのシェフに頂いていたので
お腹の減った私等は直ぐにそちらに向かいます。
初めての場所なので基本予約などしていないわけですが
お薦めのレストランの場所がどうしても見つかりません…
今回の旅ホントすんなり進まないっす。
満を持して嫁が広場にいる地元感満載のおっちゃんに聞きに走る。
おっちゃんもその住所ならそこだよと教えてくれますがやっぱり無い。
とぼとぼ2人で歩いて戻ると同じおっちゃんが「あったか?」と。
しょうがないのでおっちゃんにお薦めの店が無いか聞いてみる。
当然何が食べたいか聞いて来るので猪料理とかブロッチュみたいな
山羊のチーズなど地元っぽい料理と答えると
猪は禁猟の時期だし山羊は皆山に登ってる時期だから
あったとしても全部冷凍物で美味しく無いし観光客用だよと…
いやいやお気持ち有難いですが俺らその観光客なんです。
俺のお薦めはそこのU CAMPANILEという店で栗の詰め物している鳩が
最高だとおっしゃるのでそれも良いかと今日はその店に決定。
で、店に行ってみたらまさかの鳩ねーし…
結局観光客用コルシカコースみたいな物食べました…
コルシカ野菜のパイ、冷凍…猪のパテ
猪のシヴェ、何かと山羊チーズのカネロニ
でもおもろいオッチャンに会えてよかったです。これも旅の面白さ。
宿はコルテから車で南に10分のヴィラです。
ここの宿良かったですよ~~。