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上野は今日も元気です

美術展。

嫌いじゃないです。

でも一人の人間にスポットを当て

贅沢にいろんな美術館から作品を集めた

美術展の方が好きです。

月曜祝日、いつもは休館日の東京都美術館が開館していたのと

無料鑑賞券があった事もあり久しぶりの上野へ。

ポンピドゥーセンター傑作展に行ってまいりました。

ちょうど前日に国立西洋美術館がル コルビュジェの建築作品の一つとして

ユネスコ世界文化遺産に登録されたとの事。

そんな事もあってか人がいっぱいな上野公園。街が元気なのは良い事ですね~。

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フランスにはちょいちょい行く私ですが

実は恥ずかしながら美術館は1回も行った事無いです…

バルセロナの北、フィゲラスにあるダリ美術館は行きましたけどね~。

なので、当然ポンピドゥーセンターも行った事ありません。

1977年に出来たらしく私と同い年なのを知って少し喜ぶ。

この美術展、1906年から1977年までの作品が並んでいて

1年につき1作品展示されています。なので、全部で71作品。

時代背景と共に作品の色が現れていて

生意気ながら非常に面白い構成だな~と思いました。

やっぱりマティスはいいな~色合いが鮮やかで元気にさせてくれます。

 

バルセロナから入り旨いスペイン料理を食べ

北上しコリウールでマティスのアトリエに寄り

地中海沿いに東へ車を飛ばしニースのマティス美術館に行きながら

船でコルシカに行くなんて妄想をしてみる…無理だな最低2週間欲しいわ。

 

 

 

 

 

 

めでたい日

7月16日

新しい命と新米ママ、パパが誕生!

カーヴ デ ヴィーニュの五味さんも来てくれたので

一緒にかんぱ~い!

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ちなみに私ではなく見上です。

まだ未成年だった19歳から知ってる見上が結婚し親になる。

月日が過ぎるのは早いもんで、なんだか感慨深い。

母子共に元気で本当に良かった。

そんなおめでたい日。

当たり前の様に生活している毎日ですが

新しい生命が生まれて来る神秘を近くに感じ

改めて両親に感謝したくなるそんな日でした。

おめでと~。

 

 

大人の遠足3-果樹園

フェルミエさんを後にし

向かったのは新潟県白根の桃園。

今井さんというまだ若い女性が切り盛りしています。

この日はお忙しいようでお母さんが変わりに桃園の案内をしてくれました。

まだ小さい娘さんがいる今井さんは

子供が走り回ったり寝転がっても大丈夫な環境で

桃を作りたいという気持ちから無農薬で栽培しています。

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私達の為に取っておいてくれた

桃の木で実らせたまま完熟までもっていった桃は

凄い量のジュースを含んでいます。ジュバジュバといった感じで

桃の容積以上の果汁が溢れ出てきたような錯覚が~!

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皆自然と笑顔になります。

出荷して3日後くらいに完璧になるよう

8割くらいの熟度で出荷するそうです。

桃は冷蔵庫に入れちゃ駄目らしいですよ~。

 

そしてお次は

プラムと葡萄生産者 とみやま農園さんへ。

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まだ青いですが大ぶりなプラムが沢山生ってます。

貴陽という品種で非常に大きく育つようです。

まだ始めてから7年の富山さんは若くて向上心の塊の様な兄さんです。

どんどん新しい品種にチャレンジしていて見た目の割りに勉強家!

唯一早く生る自家消費用プラムを頂きましたが、これまた旨い!

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こういう若い人が楽しそうに作っている事が嬉しいですね。

今回、3件の生産者に伺いまた元気を頂きました。

ありがとうございます!

 

フランスワインしか置いていないランパールですが

日本ワインもいいかな~と少し考えさせられました。

 

さて3連休初日予約無いけど頑張りまーす!

馬肉 

ただ今 会津産 馬肉はらみのステーキご用意しております。

4月に石垣で牛はらみを食べ、改めてはらみの旨さを実感しましたが

馬肉のはらみも強烈に旨いです。

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カメラマンのスキルと携帯カメラスペックの問題で

微妙な写真ですが味わいは抜群です。

是非食べに来て下さい。

ワインはお薦めで優しい1985のサヴィニーがありますよ。

 

大人の遠足2-レストランで

ホンダワイナリーにはレストランが併設されており

こだわりの食材や本多さんのワインも当然買う事が出来ます。

畑でお話を伺った後は食事&ワインテイスティング。

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イタリア料理となっていますがフランス料理と言われても分からない…

坂井シェフのお料理は香り豊かでシンプルながら素材感が有り旨いです。

まずトウモロコシのシャーベット

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ビシッと黒胡椒の効いた甘さをしっかり感じるシャーベットは

マセラシオンしたアルバリーニョにある黒胡椒の香りと

若干のタンニンにぴったり合います。

 

甘鯛のメダイヨンとカリカリの鱗 ベルガモットのソース

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しっとり仕上げた甘鯛とカリカリの鱗 食感の妙

ベルガモットの香りが意外にも合います

ワインはスタンダード アルバリーニョで爽やかさを強調

 

新潟産鮎のコンフィ レモンのクーリとパッションフルーツ フォワグラパウダー

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苦みがたまらない鮎のコンフィ―は レモンとパッションの酸味が合います

ワインはアルバリーニョのマセラシオンのタンニンがここでもベストマッチ

でもソースだけなら 樽から持って来てくれた15年のアルバリーニョかな~。

漬け込みをした白ワインがここ何年かでフランスでも造られていますが

料理との相性が良く非常に多様性がある事に気付かされました。

 

パートフィロに包まれた 土佐赤牛ネックの煮込みとフロマージュ

写真撮るの忘れていました…

こちらは土佐赤牛の旨みとスタンダードカベルネフランを合わせました。

 

そして 夏鹿のロースト

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かぐら南蛮のピリッとしたペーストがラタトゥイユと一緒に添えられています。

これもやはりスタンダード カベルネフランですね。

フィリップ アリエのような綺麗なフラン。

 

そして ソンスーフルのカベルネフラン。

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これ物凄いワインです。ソンスーフルでありながら不安定感は

微塵も感じさせません。こんなワインが普通に飲めたらなんて幸せなんでしょう。

生産量は極めて少なくもう売り切れのようです…

 

本多さんの情熱がワインから溢れ出してくるようで

今まで飲んでなかった事が恥ずかしくなりました。

これからは毎年飲みたいな~。

最後に皆で記念撮影。

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奥様が撮ってくれたので写真には写っていませんが

とても素敵な奥様で、レストランサービスは奥様がしてくれます。

ワインや料理もさることながら奥様に会う為に来る人もいそうです。

やはり店とはバランスだとつくづく実感しました。

いや~良い場所だ。また近々必ず伺います!

ありがとうございました。

 

大人の遠足

休日の朝4時起床。睡眠時間2時間か…

でも、何故かシャキッと起きられる。

楽しみな事が待っていれば睡眠なんて少しで十分。

私という人間はそうゆう造りになってます。

 

始発で高円寺まで向かい皆と合流。

旨くて情熱のある生産者の食材を紹介する「てまひま」の植田さん

いつも世話になっている兄貴分「エスキス」村島シェフ

同世代の熱い料理人「KEISUKE MATSUSHIMA」長屋シェフと一緒に

新潟まで大人の遠足。生産者巡りに同行させて頂きました。

昨年、長野の野菜農家さんや味噌蔵などもご一緒させて頂きましたが

今回も植田さんの運転です。すみません朝早くから…

 

今回はまず、新潟のホンダワイナリー「フェルミエ」さんに。

醸造家の本多さんは奥様と共にワイン造りをしており

1度ランパールにも植田さんと来店してくださった事があります。

見た目も良いですが話も面白くてメチャかっこいいっす。

まずは、カーヴを見学。

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年間生産量は約1.5ヘクタールで1万本。ネゴス部門もあります。

自社畑の白ワインはスペインのガリシア地方で有名なアルバリーニョのみ

果皮の厚い品種でスペイン品種と言われると重たそうですが

しっかり良い酸のあるワインに仕上がっています。

赤ワインはカベルネ フラン。ピノノワールも今年から収穫出来る予定。

ロワールの優良生産者にも勝るとも劣らない凄いワインを造っています。

樽はフランス産、ステンレスタンクも冷媒が入っていて

そのまま低温マセラシオンが可能。でっかい除梗機。

圧搾機は2種類使い、ワインは1本1本手詰め。コルクもエチケットも…

醸造学校に行っている訳では無いので難しい事は判りませんが

こだわりが半端無いっす。

 

そして畑へ。

アルバリーニョの畑。

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晴れている日なら畑から佐渡島が見えるような場所にあり

土壌は砂質です。ブルゴーニュの様に石灰岩と粘土で出来ていないので

ピノノワールやシャルドネを造ってもブルゴーニュの様に

引き締まったミネラルを感じるワインにはならないと予想しているようです。

でも、ここはガリシア地方と同じで海産物が豊かな土地。

この場所で作られたアルバリーニョと魚介類を楽しむなんて素敵っす。

ワインとはそうあるべきだと心から思います。

栽培にボルドー液は使いますが他の化学薬品を使いたくないので

湿気が原因のベト病から木を守るため葉を落とし風通しを良くしてあります。

梅雨が明けるまで畑はそのまま草ぼうぼうです。当然除草剤など使いません。

 

そして、少しアルバリーニョより低い仕立てのカベルネ フラン。

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まだヴェレゾン(色付き)は始まっていません。

世界広しと言えどもアルバリーニョとカベルネフランが

隣り合って植えられているワイナリーはフェルミエさんだけでは無いかと。

すぐ近くではまだ内緒の品種が植えられています…

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そして少し離れた場所にある

今年初めての収穫になるであろうピノノワール。

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本当に綺麗なキッチリ管理された畑。

ここの畑は密植率を上げている為トラクターが入れません。

なので、従業員の方が手で草むしりをしています。

気が遠くなるような作業…でもこうやっていい葡萄が出来上がるんですね。

自分の畑に見とれる本多さんがいました。

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葡萄が出来るポジションが日本でここまで低いのは

本多さんのところだけじゃないかと言ってました。

低い位置に湿気は溜まるので高いポジションに葡萄が生るように

仕立てるのは日本の常識ですが、低く生らせる事によって

病気のリスクはあるものの葉の数を減らせるようです。

本多さんの考えでは光合成により得られる要素もあれば

葉が多すぎる事によって失われていく要素も多くあるとの事。

他にも少しだけ、プチヴェルドやピノグリなども植えられています。

どういう使い方をするのか楽しみです。

この後にワイナリーのレストランで食事しながらテイスティングに続く。

 

 

 

選挙の前は暇説

昔から選挙の前はフランス料理のような飲食店は

暇になるという話があります。

あまり自分自身では感じたことが無かったですが

今回の参院選前1週間は酷い…

要因がそこにあるのかどうかは謎ですが

喉元過ぎれば熱さを忘れる

選挙が関係ないようならよっぽど問題っす。

でも次は東京都知事選か…

 

2度目の訪問

先日、久しぶりに麻布十番の近く三の橋にあるネオビストロ

タストゥーに伺ってきました。

今回で2回目なんですが、前回は先輩夫婦。今回はお客様に遭遇。

誰かしら知り合いに会うお店。次回は誰に会うのか…

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オーナーシェフの堀江さんは8年フランスにいた方で

しかも、煌びやかな3星レストランを渡り歩いた方と違い

パリの1つ星や南西地方等で働かれていた料理人。

素朴でいて遊びの効いたセンスのいいビストロ系料理が魅力的です。

お店の名前タストゥーもカオールで食べられる

トリュフのカナッペの名前からとったそうです。

 

今回頂いた料理コースはムニュ パリジャン@4,900。激安いっす。

アミューズー前菜2種ーメインーデザートの構成で料理を選べるスタイル。

まずはアミューズに

シャリュトリューズの効いたバナナ、小松菜のスープと豚リエットサンド

そして名物タストゥーを追加。自然な品の良いトリュフの香りがいいです。

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前菜にしっとり仕上がった仔牛のテリーヌと

フォワグラ、トリュフ、コンソメを添えたとうもろこしの冷製スープ。

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2皿目の前菜は

コルシカ風トリップの煮込み。焼きニョッキとズッキーニ添え。

豚足と一緒に煮込んであるそうで旨みが凄いです。前回も食べたな~。

そして、シンプルなレンズ豆とポーチドエッグ。自家製ベーコンが旨し。

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メインは2人ともシェフお薦め

丹波黒鶏胸肉のローストにまたまたトリュフ添え。

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シンプルながら抜群のキュイソンで丁寧なお仕事。

素材と会話出来る系料理人の料理は旨いです。本当に。

デザートはプロフィットロールとサヴァラン

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ワインはシャンパーニュをグラスでサーヴィスして頂き

年は失念しましたがピュズラ ボノムのトゥーレーヌ ソーヴィニオンと

2012 ユ スチリチオヌのアジャクシオ アンティカ。

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ガブガブ系ロワールと香り豊かでしなやかなコルシカワイン。

多くは無いですがセンスのいいワインリストで楽しいです。

流石、宮崎さん。シェフだけでなくソムリエもいい男だし魅力的っす。

大満足な夜でした~

 

でも、酔っぱらって幅兄さんのお店に寄ってしまう馬鹿野郎っす。

特別に開けてくれたラシーヌ輸入のドノン&ルパージュ ロゼは

残念ながらブション…で

〆にブノワ ライエのエッセンシエル。

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ほとんど飲んだ記憶なし…

今週末の参院選

日本人は3大なんたらかんたらが大好き。

3大珍味、3大料理、3大美女、3大夜景などなど

例を挙げればきりがないレベル。世界で言われているものもありますけどね。

そんな中、「飲み屋で話してはいけない3大話」と言うのがあります。

信仰、政治、野球。誰が言い始めたかは知りませんが私も昔

先輩に言われたことがあります。

信仰に関しては確かに深く話すのはどうかと思う。

本気で仲が悪くなる事もあるし、国によってはそれどころじゃ無くなる危険有。

野球に関しては個人的に興味が無いですけど

自分の好きなチームがあったとたら理屈じゃない気がするので

これも災いの元と言われたら分からんでもない。

さて、政治の話ですが。むしろ話すべき事じゃないかと。

じゃー何処で話すんだよ政治の話なんて!

酒でも飲みながら真面目に、今おかれている自分達が生きる国の未来を

大いに議論して考えが変わるのも良し、そのままの考えでいるも良し。

無関心で、週末に行われる選挙が何を争点にしているかも分からず

どうせ何も変わらないでしょ~みたいな人達よりよっぽど良いと思います。

 

今日、報道番組というか情報番組というか昼の番組4つの放送局が

こぞって話題にしているのは東京都知事選に立候補した

小池百合子さんの話題ばかり。

おいおい、馬鹿なのか…まだ参院選も終わって無いし

誰が出るかも決まっていない状況でそれかよ。

やれ小池さんの論法は小泉さん譲りだ、橋下さんのパクリだ

小沢さんに似ているだ、足して3で割っただ。本当に今はどうでもいい。

この人達状況が分かってないのかね。

改憲が争点になっているのにそれを表に出さない選挙戦に対して

淡々と事実を報道し、それを視聴者に考えさせるのが

報道機関の今やるべき事じゃないかと本当に思います。

腹が立ちながら、次にやるだろうと待っていても一向に参院選の話題にならない。

終わってます本当に。ネット上では改憲についてどう思うのかと言う事ばかり

話題になっているのにテレビ局はこれか…

なんも考えずに投票する人がいっぱいいるんだろうな~。

私は日本国憲法改正草案を読んで鳥肌立ちましたけど…