ただ今 会津産 馬肉はらみのステーキご用意しております。
4月に石垣で牛はらみを食べ、改めてはらみの旨さを実感しましたが
馬肉のはらみも強烈に旨いです。
カメラマンのスキルと携帯カメラスペックの問題で
微妙な写真ですが味わいは抜群です。
是非食べに来て下さい。
ワインはお薦めで優しい1985のサヴィニーがありますよ。
ホンダワイナリーにはレストランが併設されており
こだわりの食材や本多さんのワインも当然買う事が出来ます。
畑でお話を伺った後は食事&ワインテイスティング。
イタリア料理となっていますがフランス料理と言われても分からない…
坂井シェフのお料理は香り豊かでシンプルながら素材感が有り旨いです。
まずトウモロコシのシャーベット
ビシッと黒胡椒の効いた甘さをしっかり感じるシャーベットは
マセラシオンしたアルバリーニョにある黒胡椒の香りと
若干のタンニンにぴったり合います。
甘鯛のメダイヨンとカリカリの鱗 ベルガモットのソース
しっとり仕上げた甘鯛とカリカリの鱗 食感の妙
ベルガモットの香りが意外にも合います
ワインはスタンダード アルバリーニョで爽やかさを強調
新潟産鮎のコンフィ レモンのクーリとパッションフルーツ フォワグラパウダー
苦みがたまらない鮎のコンフィ―は レモンとパッションの酸味が合います
ワインはアルバリーニョのマセラシオンのタンニンがここでもベストマッチ
でもソースだけなら 樽から持って来てくれた15年のアルバリーニョかな~。
漬け込みをした白ワインがここ何年かでフランスでも造られていますが
料理との相性が良く非常に多様性がある事に気付かされました。
パートフィロに包まれた 土佐赤牛ネックの煮込みとフロマージュ
写真撮るの忘れていました…
こちらは土佐赤牛の旨みとスタンダードカベルネフランを合わせました。
そして 夏鹿のロースト
かぐら南蛮のピリッとしたペーストがラタトゥイユと一緒に添えられています。
これもやはりスタンダード カベルネフランですね。
フィリップ アリエのような綺麗なフラン。
そして ソンスーフルのカベルネフラン。
これ物凄いワインです。ソンスーフルでありながら不安定感は
微塵も感じさせません。こんなワインが普通に飲めたらなんて幸せなんでしょう。
生産量は極めて少なくもう売り切れのようです…
本多さんの情熱がワインから溢れ出してくるようで
今まで飲んでなかった事が恥ずかしくなりました。
これからは毎年飲みたいな~。
最後に皆で記念撮影。
奥様が撮ってくれたので写真には写っていませんが
とても素敵な奥様で、レストランサービスは奥様がしてくれます。
ワインや料理もさることながら奥様に会う為に来る人もいそうです。
やはり店とはバランスだとつくづく実感しました。
いや~良い場所だ。また近々必ず伺います!
ありがとうございました。
休日の朝4時起床。睡眠時間2時間か…
でも、何故かシャキッと起きられる。
楽しみな事が待っていれば睡眠なんて少しで十分。
私という人間はそうゆう造りになってます。
始発で高円寺まで向かい皆と合流。
旨くて情熱のある生産者の食材を紹介する「てまひま」の植田さん
いつも世話になっている兄貴分「エスキス」村島シェフ
同世代の熱い料理人「KEISUKE MATSUSHIMA」長屋シェフと一緒に
新潟まで大人の遠足。生産者巡りに同行させて頂きました。
昨年、長野の野菜農家さんや味噌蔵などもご一緒させて頂きましたが
今回も植田さんの運転です。すみません朝早くから…
今回はまず、新潟のホンダワイナリー「フェルミエ」さんに。
醸造家の本多さんは奥様と共にワイン造りをしており
1度ランパールにも植田さんと来店してくださった事があります。
見た目も良いですが話も面白くてメチャかっこいいっす。
まずは、カーヴを見学。
年間生産量は約1.5ヘクタールで1万本。ネゴス部門もあります。
自社畑の白ワインはスペインのガリシア地方で有名なアルバリーニョのみ
果皮の厚い品種でスペイン品種と言われると重たそうですが
しっかり良い酸のあるワインに仕上がっています。
赤ワインはカベルネ フラン。ピノノワールも今年から収穫出来る予定。
ロワールの優良生産者にも勝るとも劣らない凄いワインを造っています。
樽はフランス産、ステンレスタンクも冷媒が入っていて
そのまま低温マセラシオンが可能。でっかい除梗機。
圧搾機は2種類使い、ワインは1本1本手詰め。コルクもエチケットも…
醸造学校に行っている訳では無いので難しい事は判りませんが
こだわりが半端無いっす。
そして畑へ。
アルバリーニョの畑。
晴れている日なら畑から佐渡島が見えるような場所にあり
土壌は砂質です。ブルゴーニュの様に石灰岩と粘土で出来ていないので
ピノノワールやシャルドネを造ってもブルゴーニュの様に
引き締まったミネラルを感じるワインにはならないと予想しているようです。
でも、ここはガリシア地方と同じで海産物が豊かな土地。
この場所で作られたアルバリーニョと魚介類を楽しむなんて素敵っす。
ワインとはそうあるべきだと心から思います。
栽培にボルドー液は使いますが他の化学薬品を使いたくないので
湿気が原因のベト病から木を守るため葉を落とし風通しを良くしてあります。
梅雨が明けるまで畑はそのまま草ぼうぼうです。当然除草剤など使いません。
そして、少しアルバリーニョより低い仕立てのカベルネ フラン。
まだヴェレゾン(色付き)は始まっていません。
世界広しと言えどもアルバリーニョとカベルネフランが
隣り合って植えられているワイナリーはフェルミエさんだけでは無いかと。
すぐ近くではまだ内緒の品種が植えられています…
そして少し離れた場所にある
今年初めての収穫になるであろうピノノワール。
本当に綺麗なキッチリ管理された畑。
ここの畑は密植率を上げている為トラクターが入れません。
なので、従業員の方が手で草むしりをしています。
気が遠くなるような作業…でもこうやっていい葡萄が出来上がるんですね。
自分の畑に見とれる本多さんがいました。
葡萄が出来るポジションが日本でここまで低いのは
本多さんのところだけじゃないかと言ってました。
低い位置に湿気は溜まるので高いポジションに葡萄が生るように
仕立てるのは日本の常識ですが、低く生らせる事によって
病気のリスクはあるものの葉の数を減らせるようです。
本多さんの考えでは光合成により得られる要素もあれば
葉が多すぎる事によって失われていく要素も多くあるとの事。
他にも少しだけ、プチヴェルドやピノグリなども植えられています。
どういう使い方をするのか楽しみです。
この後にワイナリーのレストランで食事しながらテイスティングに続く。
昔から選挙の前はフランス料理のような飲食店は
暇になるという話があります。
あまり自分自身では感じたことが無かったですが
今回の参院選前1週間は酷い…
要因がそこにあるのかどうかは謎ですが
喉元過ぎれば熱さを忘れる
選挙が関係ないようならよっぽど問題っす。
でも次は東京都知事選か…
先日、久しぶりに麻布十番の近く三の橋にあるネオビストロ
タストゥーに伺ってきました。
今回で2回目なんですが、前回は先輩夫婦。今回はお客様に遭遇。
誰かしら知り合いに会うお店。次回は誰に会うのか…
オーナーシェフの堀江さんは8年フランスにいた方で
しかも、煌びやかな3星レストランを渡り歩いた方と違い
パリの1つ星や南西地方等で働かれていた料理人。
素朴でいて遊びの効いたセンスのいいビストロ系料理が魅力的です。
お店の名前タストゥーもカオールで食べられる
トリュフのカナッペの名前からとったそうです。
今回頂いた料理コースはムニュ パリジャン@4,900。激安いっす。
アミューズー前菜2種ーメインーデザートの構成で料理を選べるスタイル。
まずはアミューズに
シャリュトリューズの効いたバナナ、小松菜のスープと豚リエットサンド
そして名物タストゥーを追加。自然な品の良いトリュフの香りがいいです。
前菜にしっとり仕上がった仔牛のテリーヌと
フォワグラ、トリュフ、コンソメを添えたとうもろこしの冷製スープ。
2皿目の前菜は
コルシカ風トリップの煮込み。焼きニョッキとズッキーニ添え。
豚足と一緒に煮込んであるそうで旨みが凄いです。前回も食べたな~。
そして、シンプルなレンズ豆とポーチドエッグ。自家製ベーコンが旨し。
メインは2人ともシェフお薦め
丹波黒鶏胸肉のローストにまたまたトリュフ添え。
シンプルながら抜群のキュイソンで丁寧なお仕事。
素材と会話出来る系料理人の料理は旨いです。本当に。
デザートはプロフィットロールとサヴァラン
ワインはシャンパーニュをグラスでサーヴィスして頂き
年は失念しましたがピュズラ ボノムのトゥーレーヌ ソーヴィニオンと
2012 ユ スチリチオヌのアジャクシオ アンティカ。
ガブガブ系ロワールと香り豊かでしなやかなコルシカワイン。
多くは無いですがセンスのいいワインリストで楽しいです。
流石、宮崎さん。シェフだけでなくソムリエもいい男だし魅力的っす。
大満足な夜でした~
でも、酔っぱらって幅兄さんのお店に寄ってしまう馬鹿野郎っす。
特別に開けてくれたラシーヌ輸入のドノン&ルパージュ ロゼは
残念ながらブション…で
〆にブノワ ライエのエッセンシエル。
ほとんど飲んだ記憶なし…
日本人は3大なんたらかんたらが大好き。
3大珍味、3大料理、3大美女、3大夜景などなど
例を挙げればきりがないレベル。世界で言われているものもありますけどね。
そんな中、「飲み屋で話してはいけない3大話」と言うのがあります。
信仰、政治、野球。誰が言い始めたかは知りませんが私も昔
先輩に言われたことがあります。
信仰に関しては確かに深く話すのはどうかと思う。
本気で仲が悪くなる事もあるし、国によってはそれどころじゃ無くなる危険有。
野球に関しては個人的に興味が無いですけど
自分の好きなチームがあったとたら理屈じゃない気がするので
これも災いの元と言われたら分からんでもない。
さて、政治の話ですが。むしろ話すべき事じゃないかと。
じゃー何処で話すんだよ政治の話なんて!
酒でも飲みながら真面目に、今おかれている自分達が生きる国の未来を
大いに議論して考えが変わるのも良し、そのままの考えでいるも良し。
無関心で、週末に行われる選挙が何を争点にしているかも分からず
どうせ何も変わらないでしょ~みたいな人達よりよっぽど良いと思います。
今日、報道番組というか情報番組というか昼の番組4つの放送局が
こぞって話題にしているのは東京都知事選に立候補した
小池百合子さんの話題ばかり。
おいおい、馬鹿なのか…まだ参院選も終わって無いし
誰が出るかも決まっていない状況でそれかよ。
やれ小池さんの論法は小泉さん譲りだ、橋下さんのパクリだ
小沢さんに似ているだ、足して3で割っただ。本当に今はどうでもいい。
この人達状況が分かってないのかね。
改憲が争点になっているのにそれを表に出さない選挙戦に対して
淡々と事実を報道し、それを視聴者に考えさせるのが
報道機関の今やるべき事じゃないかと本当に思います。
腹が立ちながら、次にやるだろうと待っていても一向に参院選の話題にならない。
終わってます本当に。ネット上では改憲についてどう思うのかと言う事ばかり
話題になっているのにテレビ局はこれか…
なんも考えずに投票する人がいっぱいいるんだろうな~。
私は日本国憲法改正草案を読んで鳥肌立ちましたけど…
紫陽花が咲く前に行き、ピーク過ぎてから再び鎌倉へ。
目的は当然紫陽花では無くゆる~いハイキング。
北鎌倉の建長寺裏山から登り、瑞泉寺に降りる
天園ハイキングコースです。
建長寺のカラス天狗など見て始まります。
最近なんだか緑の多いところに行きたくなるんですよね。
昔から軽いハイキングは好きなのですが、このコースは初めてです。
話ながら小1時間登るともう頂上に到着。
一番高い場所で160m程しか無いので楽々ですが
この日は最高気温34度まで上がったので汗だくです。
そして、山頂近くに茶屋があるという情報を聞いていたので
そちらへ向かいます。
何故かおっちゃん達が酒盛りしてる…
皆ここいらに住んでいて毎日ここで飲んでいるようです。
負けじとビールで乾杯。
350ml缶300円。山の上にしてはかなり良心的な料金設定。
しかも、朝獲れた胡瓜と自家製の唐辛子味噌のおまけ付き!
そして、酒盛りしているおっちゃんから全然旨く無いコロッケまで貰う。
鎌倉いいところです。
久しぶりにカミキリムシに出会ったり
可愛い柴犬がいたり
銀行も街の景観に合わせお洒落
最後寄ったスーパーのトマトが激安で
1箱買って帰っちゃいました。
またすぐ来そう。
先週末、フランス映画祭が開かれていた事はご存知でしょうか。
色々観たい作品があったのですが
月曜日のお休みしか行けないので
唯一の新作では無く古い映画「パリはわれらのもの」原題Paris nous appartient
のデジタルリマスター版を観てきました。
1961年の作品で
シェイクスピアの戯曲「ペリクリーズ」を上演しようとしている
小さな劇団の若者達が怪しい組織の陰謀に巻き込まれて…みたいな映画ですかね?
そもそもシェイクスピア全く知らんし、時代背景いまいちピンとこないし
朝早起きだったし、話の流れが最近の映画と違って親切じゃないので
寝ました!ああ、おもいっきり寝たさ!
耐えようとはしました。でも落ちては起き、そして落ちては起きるの繰り返し。
久しぶりに映画を見ていて辛かった…
やはり格好つけて昔のフランス映画なんて観に来ちゃだめだな…うう…
教養の無さが露呈した悲しい休日。