まだまだ知らない造り手でいいワインがあるんだと実感した今週。
98年のヴァンサン ダンセールを飲んだ時の衝撃を思い出します。
やはりアンテナを常に立てておかないと直ぐに取り残される世界。
終わりなんてありませんワインの世界には。
知ってる。分かってる。思い込みが一番危ない。
ムルソーというキラ星の様な白ワインが造られる銘醸村ですが
その中にまだ良いワインがありました。
Bernard Boisson Vadot ベルナール ボワソン ヴァド。
ラベルは3種類あり、当主のベルナール、娘のアンヌ、息子のピエール。
まだすべて飲んでいるわけではないので明確な違いがあるかわかりませんが
何本か飲んだピエールラベルのワインは、驚異的なレヴェル。
2013年のブルゴーニュブランとムルソーヴィラージュには
13年の白に感じる緩さは感じられずしっかりした酸と充実したエキス感、
ミネラル、ヴォリュームと下のクラスとは思えない大きさを感じました。
少ししか仕入れられませんでしたが、これからゆっくりと見ていきたい造り手です。
これだから辞められないんですよね。やっぱ楽しいわ。