今日は2013年シャソルネーのお披露目試飲会でした。
2013年は4月に私自身ブルゴーニュに旅行していますが
正に私が行った日に春の遅霜で葡萄の新芽が
寒さで死んでしまう被害が出ていましたし、雨が多い年で
しかもサヴィニーやポマール、ヴォルネーなどで雹害も出ました。
幸い8月は天候が回復し雹害に合った葡萄は乾燥して落ちたようです。
それでも収量は非常に低いですし、大変難しい仕事の多かった年だという事です。
2013年はサンロマン コンブ バザンの白葡萄で面白い試みをしています。
普通白ワインではしない果皮の漬け込み(マセラシオン)をした
スキンコンタクトというキュヴェを初リリース。
葡萄は当然シャルドネで除梗したのち600Lの新樽で6週間マセラシオン。
濁った感じは全く無く力強いエキス感。酸は比較的おとなしく若干暴れているので
ゆっくり休ませてからもう一度飲んでみたいです。
白ではアリゴテも酸っぱい酸が無くてこってりとして好きです。
赤は状況的に難しい物が多く判断が出来ませんでしたが
ヴォルネーのプルミエ クリュは華やかでシャソルネーらしい
チャーミングな物に仕上がっていました。これは欲しい。
割り当て制なので何本買えるかわかりませんが注文しておきます。