2018コルシカ旅行記-6日目

コルシカ旅行も終盤。

ピアナを後にし南へ1時間半。

今日は初日に1秒も寄らなかったAjaccioアジャクシオです。

ナポレオンが生まれた街として有名なコルシカ島南

Corse du Sudの県庁所在地です。

ナポレオンの生家もちゃんと残っています。

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フランス本土は日曜日お店を開けるところは非常に少ないですし

スーパーマーケットや売店でさえお休みする勢いですが

この時季のコルシカはヴァカンスの旅行者が多い為か

ほとんどのお店が休む事無くオープンしています。

アジャクシオのマルシェなんて

朝6時位から毎日開催されていますので旅行者としては大変重宝します。

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季節のスイカやメロン。

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カーポロッソに持っていったパンに入っていた野菜ブレット

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子供達がはしゃいでます

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この日の夜はちょうどお祭りだったので

皆子供たちは仮装しています。めちゃ可愛いです。

 

ホテルで少し休み

今日はアジャクシオのドメーヌ ペラチアに。

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当主のLaurent COSTAローラン コスタさん

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がっしりとしたヴィニュロン体系のおっちゃんです。

まずはボトルから2016年のワインを一通り飲ませて頂きます。

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種類は少なく

すべてアジャクシオ。白、ロゼ、赤、赤のプレスティージュ。以上です。

全部で9ヘクタールの畑。コルシカと言う場所では大きくないと思われます。

今日本で売られているワインは2014年でランパールでもサーヴしていますが

2016年はよりエレガンスな印象。

ロゼなど、言われなければ白ワインでいけそうな位の

淡い色調ですがスキヤカレロです。

今年2018年はクロカネレッチア同様

ウドンコ病の被害が出ているとの事で生産量激減。残念です。

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樽からも試飲させて頂きました。

秘密基地のような地下セラー入り口。

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きちんと整頓されたセラーで性格が表れています。

少し大きめのバリックで熟成中の2017年。

初リリースのカルカジョーロとミノステルも試飲。

やはりしっかりしています。

私的には、きっとプレスティージュになるであろう

スキヤカレロの1樽がかなりレベル高かったかと思います。

 

最後、近くの人や知り合いだけに売っている

全ての品種を合わせたVDTを飲ませて頂きましたが、そうとう旨かったです。

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デリケート過ぎるので輸出用で出す事もしませんし

レストランやショップに卸す事もしないようですが

お土産用として2本瓶詰してくれました。めちゃ嬉しい。

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ありがとうございました!!

 

とてもいい試飲をを終えアジャクシオへ戻ると街はお祭りムード。

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サンバカーニバル?

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へんな山車的なものが出てます。

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こういうセンス全く理解できませんが

皆楽しそうに盛り上がっています。

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チラッと覗き、逃げるように食事へ向かう。

 

夜は山羊肉目当てでDA MAMAという郷土料理のお店に。

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前菜でコルスの生ハムとブロッチュのカネロニ。

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そしてお目当て山羊肉のロースト

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よく言って素朴、悪く言えば雑…

嫌な香りは無いものの硬い。もっと上手く焼けないものか。

コルシカ最後の食事はこんな感じにミスチョイスで終わる…

海外旅行に来ると終盤の店ミスる事多いです。残念。

 

お店を出てもまだアジャクシオの街は盛り上がっていました~

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それにしても道路のゴミ多過ぎ。

そんなコルシカ最後の夜。

2018コルシカ旅行記-5日目

宿はPianaピアナという町にある

Capo Rossoカーポ ロッソというホテル。

部屋からの景色。

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前回も連泊しましたが今回も連泊。

朝食のパンが旨かったしビュッフェ形式なんですが

いろいろ充実した内容だった記憶。

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相変わらずパンは良かったですが、前回の方が満足度高かったかな~。

 

本日も登山です。

3年前嫁さんが途中で熱中症になり私1人で登頂した

ホテルと同じ名前のカーポロッソ。

Calancheカランケという複雑な岩だらけの入り江にある赤い崖上の塔です。

今回は嫁さんにリベンジの機会を用意しました。

 

その前にピアナの町で少し買い出し。気に入っているエピスリーへ。

ちなみにピアナは「フランスの最も美しい村々」に選ばれている村の1つです。

ローストチキンマシンがあります。何気に旨いんです。

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コルシカ名物レバーの入った腸詰フィガテリが沢山吊るされています。

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頂上で食べるようにBastellesバステルというパンを購入。

これブロッチュとコルシカ野菜Blettesが入っていて凄い旨いです。

ブレットという野菜は、ほうれん草と小松菜を足して2で割ったような野菜で

コルシカスープ等に必ず入っています。

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食料と飲み物を購入し、いざカーポロッソへ出発。

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まずは、なだらかな下り坂を1時間ほど

コルシカ島独特のMaquisマキと呼ばれる

地中海気候により形成された灌木が密生する景色を進みます。

多種多様の植物、ハーブの香りと共に歩くのは気持ちいいです。

途中の海側はヨットがいたりで良い景色。

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たまにローズマリーを千切って気分転換。

こんな綺麗で可愛いトカゲがたくさんいます。

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最後の30分はか赤い花崗岩の崖を登っていきます。

指さしているところが目的地。けっこう遠いです。

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登る。

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登る。

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そして頂上!!

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3年前は崖を無理やりよじ登って行く超スリリングコースでしたが

かなり整備されており小さい子でも登れるレベルになっていました。

私的にはかなりガッカリ…でも嫁さんもめちゃ元気に登頂出来たのでいいか。

塔の上から見る景色も最高です!

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ピアナで買ったバステルで体力回復し

来た道を戻ります。同じ道なのがね~。

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無事着いて登山口にあるカフェでご褒美のドリンク。

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コルシカコーラ初めて飲みましたが一気飲みなので

コカ・コーラとの違いはイマイチ分からず…

そして体温を下げる為にPlage d’aroneアローヌ海岸で水浴び。

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見苦しい身体は見せられないので写真は無し。

 

帰りまたピアナの町に寄って

軽くビールといつものシャルキュトリ。

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部屋で少しゆっくりしてから

今日もホテルのレストラン。

前菜にフランスでは珍しい温泉卵のヴィシソワーズと

ポワローのロースト。

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メインに低温調理の豚ばら肉と鶏むね?忘れちゃいました~

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デザートもしっかり頂き

ワインはアバドゥッチの白。バルバロッサ100%。

トロピカルでリッチに仕上がったスペシャルキュヴェです。

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ワインリストは詳細に書かれています。

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ポルト湾に日が落ちていきます。

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コルシカ4日目の夜も良く寝られました。

2018コルシカ旅行記-4日目

コルテの宿は

Maison San Giovanniメゾン サン  ジョヴァンニという

若い夫婦が営む小さな宿なんですが清潔感がありとても良かったです。

 

旨い朝食を庭で食べていると目の前を山羊の群れが爆走。

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一匹遅れてる子が可愛い。

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本日は登山の日。メロ湖に向けて出発。

コルテに流れて来るレストニカ渓谷の源流です。

やっと車が行き違う事が出来るか出来ないかくらい

細い山道を30分程上り登山口に到着。

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この日実は雨予報だったんですが強行です。

景色が良すぎる~~でも写真では5分の1くらいしか感じて頂けないのでは。

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見えないと思いますが

この写真の中に馬とロバがいます。

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鎖場も少しあります。

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階段が急で怖い。

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1時間半くらいでメロ湖に到着!

ちなみに標高1700メートル程。

後ろの白いとこは雪です。

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サクランボ食べて体力回復。

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ここから45分ほど行くともう1つ

カピテロ湖という湖があるのですが

今回は天候が不安なのでここまで。

雪解け水は冷たくて旨し!!

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帰り休んでいる牛に遭遇。

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下山し登山口にあるフロマージュリーで1杯。

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栗原料のビールPietraピエチュラと

出来立てブロッチュにマキ ド プランタンの蜂蜜。最高です!!

ちなみにランパールでこの蜂蜜はチーズと一緒に提供しています。

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細い道を下りなんとかコルテに戻った私等。

前回も買ったナイフ屋さんに顔を出す。

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何人かの作品を展示販売していてかなり良い物もあります。

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ほとんどの作品は食事用ではありませんが

今回も見つけましたカッコいいナイフ!!

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この作家さんは同じデザインのナイフは20本程しか打たないそうです。

柄の部分は雌牛の骨。

皆で写真撮っちゃいました。

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大満足でコルテを後にします。

 

雨予報だった天気。見事的中でスコールのような土砂降りの中

約3時間の山越えです。そして道が細い。

そして走っていると、なんと車の前に猪登場!

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結構デカくてしかも逃げないので

ちょっと怖かったです。車に突進してきたらどうしようかと…

 

ずっとクネクネ道の山道を走っていたので

車に酔い易い嫁は流石に限界。

少し広くなった場所に車を停め外の空気を吸いに車外へ。

その時、なんと野豚が嫁さんの方に!!

車を回りこむ形で何とか逃げましたが

この時ばかりは本当にびっくりしました。

その豚。

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嫁さん、びっくりし過ぎて気持ち悪いの治ってましたけど。

 

車を走らせていると出て来る出て来る動物達。

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途中から全然ビックリしなくなりました。

でも運転疲れましたわ…

 

なんとか目的地Pianaピアナに着きましたが時間は既に20時。

でも食事はホテルのレストランなので楽ちんです。

こちらのホテル3年前にも泊ったのですがかなり良いです。

ワインリストもコルシカの良いワインがしっかりあります。

こんな雰囲気。

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世界自然遺産のポルト湾に夕日が沈むのを見ながらの食事。なんかすみません。

疲れているので前菜は軽くスープドポワソン。

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そしてスープドポワソンにはスキアカレロです。

コント アバドゥッチのアジャクシオが飲みたかったのですが無く

お薦めをオーナーに聞いたところ

まさかのポルトベッキオのレストランで飲んだ

コント ペラルディの2013アジャクシオ キュヴェ デ カーディナル。

この偶然は凄い!でも流石にこの短い旅で、旨いとはいえ

同じワインを2本飲むのはちょっとと言っていると

オーナーが2012年があるからどう?と

それは面白いのでそちらを開けてもらいました。

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とてもデリケートなワインです。めちゃ旨し。

メインは

仔牛のモモ肉のロースト じゃが芋リゾットとブロッチュのソース。

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何気にこのレストランモダンなんですよね。

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デザートもしっかり食べて

疲れたのでバタンと寝てしまった4日目の夜。

 

 

2018コルシカ旅行記-3日目

ポルトベッキオの高台にあるヴィラ。

ヴィラ レ オー ド ポルトベッキオ。

朝起きると部屋の前にパニエが置いてあります。

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開けるとこんな感じ。

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焼き立てのヴィエノワズリーとヨーグルト、オレンジジュース

ジャム類にカフェオレ。シンプルでも全て旨い。

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向こう岸にはサルディーニャ島が見えます。最高!

 

朝食を終えて南へ少し戻ります。

ランパールのお客様でコルシカ出身のルノーが絶対行けと言うので

Plage Rondinaraロンディナーラ海岸へ向かいます。

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海岸まで下りると分かりずらいのですが

ぐるっと5分の4程、陸に囲まれた海岸なので波が穏やかで

子供達でも安心して楽しめそう。

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水めっちゃ綺麗です。

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そしてもう1つ海岸へ寄る

こちらはSanta Giuliaサンタ ジュリアという海岸。

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こちらも穏やかな海岸で泳ぎたくなります。

後の予定があるので私達は眺めるだけ。残念です。

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そして3日目にしてやっとワインの造り手へ。

コルシカ島西の真ん中AlériaアレリアにあるClos Canerecciaクロ カネレッチア。

こちらは2015年にコルシカへ来た時レストランで飲み

気に入ったのですが行く事が出来なかった造り手。3年越し。

まずは当主のChristian Estèveクリスチィアン エステーヴさんに

畑を見せてもらいます。

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今年2018年はコルシカでは珍しく雨が多く

うどん粉病が蔓延し大変だったようです。

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今はもう落ち着いているのでたわわに実っています。

栽培品種は9種類

白品種 ヴェルメンティーノ、ビアンコジョンティーユ、ジェノヴェーゼ

赤品種 スキアカレロ、ニエルッキオ、ミノステル、カルカジョーロ

シラー、グルナッシュの9種類。

全部で22ヘクタールある畑は丁寧に手入され

雑草と葡萄を共生させる栽培スタイルです。

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畝は3メートル毎。トラクターなど通るのに丁度いいようです。

コルシカは大体この幅です。

話ながら畑を観てトラックに乗せてもらい

畑全体を1周した後、セラーで試飲。

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アンフォラを使い醸造、熟成させる

スペシャルキュヴェの赤カルカジョーロ、

白ヴェルメンティーノがめちゃ旨いです。

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これから3品種ブレンドした白などもリリースするようで

それもかなり良かったですし

樽から飲んだスキヤカレロがピノノワールの様に綺麗でした。

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最後に瓶から一通り飲ませて頂き試飲終了。

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ふざけた土産のお返しに

アンフォラキュヴェのヴェルメンティーノを戴き恐縮…

Christianはかなり真面目な方で気難しいので

もし行かれる方は気を付けて下さいな。

どこかのインポーターに輸入してくれるようお願いしなければ!

 

さてClos Canerecciaを後にし

コルシカ島の名前の起源でもあるコルテに出発。

途中、珍しい標識を見つけストップ。

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羊に注意。これ結構あります。

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牛に注意。これも結構あります。

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はいこれ激レア!!子供乗ってるやん!

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わざわざ止まって標識の写真を撮る嫁。

 

そんなこんなでコルテ到着。

時間があったので高台の物見やぐら的な場所に登る。

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そしてエピスリーを物色。

3年前より明らかにキレイになってる。

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このコルテという町、雰囲気的にはコルシカの中で一番好きです。

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夜はサッカーを見ながら軽めにシャルキュトリ盛り合わせ。

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スイカが旨し。

そしてエスカロップ ド ヴォー。

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いや~ホテルの人にお薦めされトリップアドバイザーでも1位だった

レストランだったのですがしょうもなかったです…

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そんなコルシカ2日目の夜。

こんな暑い休みはビールでしょ

久しぶりに何も考えないでいい休み。

何やかんや1カ月間色々大変だったな~。

 

でも家でゴロゴロしているのは嫌なので

昼前から動き出し、いざ景信山へ。

最近ちょいちょい行く裏高尾。

さくっと登れて最後は温泉に入れますし

アクセスも悪く無いので好きです。

 

ちょうど昼頃に高尾駅到着。

東京都心より何度か気温は低いか?でも暑いです。

バスに乗り小仏まで行き、そこから登山開始。

登っていると流石に暑いですが森の中は気持ちいいです。

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珍しく嫁さんも同行しましたが

若干熱中症気味?な雰囲気だったのでお休みしながら登った為

いつもは30分位で登れますが倍かかって登頂。

頂上で大して旨くもない山菜の天ぷらをビール(キリン)で流し込む。

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晴れていれば綺麗に見える富士山はガスってて観れませんでした。

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嫁さんも何とか回復した様子なので高尾山方面に出発。

 

45分くらいかかって城山茶屋に到着。

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嫁さんに抹茶ミルクのかき氷。私は、またビール(アサヒ)っす。

つまみにおでんを頼んだらもう終わりだから

熱くないけどあげると、冷えたおでんを何故かタダで戴く。

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かき氷が異常に旨く感じる。

でも、おでんはやはり熱いのが旨い…ただとはいえ…

 

小雨が降り始めたので急いで高尾山まで向かい

下山は嫁さんの体調も考えロープウェイにしました。

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高尾山口駅前の激混み温泉施設で汗を流し

帰りは銀座の天龍に寄って餃子&ビール(サントリー)。

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天龍はさくっと終わりにして

家に着いてからマカロニグラタンとビール(サッポロ)。

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4大ビールメーカー制覇!!

消費カロリーより摂取カロリーが確実に勝っています。

そんな暑い休日。

 

本日からオールメンバーで営業再開。

皆様のお越しお待ち致しております。

 

2018コルシカ旅行記-2日目

2日目の朝は早起き

08:20オルリー空港発のアジャクシオ行きに乗る為には

何時に起きればいいのか…前日のバス2時間が効いていて

全くパリの交通網を信用出来なくなっています。

結局モンパルナスを6時出発。オルリー空港到着6時40分。

早過ぎるって…

 

スーツケースを預けて検査場の中でゆっくりするか外でゆっくりするか

前回のコルシカ旅行でも迷って選択ミスしたのにまたミスる。阿保です。

これ、答えは外でゆっくりするです。検査場を通れば後は飛行機に乗るだけなので

安心ではありますが中にはほとんど何にもお店がありませんので

必ず外でゆったりカフェでもしてギリギリで検査場を通る事をお勧めします。

でも搭乗口前にあるカフェで何も期待せず買ったクロワッサンが旨い。

これがフランスです!日本で旨いと言われているクロワッサンのレベルを

こんな搭乗口前のどうでもいいカフェで軽くクリア。参ります…

 

8時20分やっとパリ出発。機体はエアバスA320。

コルシカまで1時間半の旅です。気が付いたら島の上でした~。

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久しぶりに興奮!!海の青さが違います。

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そして空の青さも違います!!

空港でレンタカーをゲット。でもルノーのキャプチャーを頼んでいたのに

借りれたのはPOLO…まあ下手にデカい車よりはいいんですけど。

アジャクシオの街には1秒も寄らず、いざボニファシオへ2時間半の運転!!

車自体久しぶりの運転の上、マニュアルなので最初はドキドキっす。

 

デカいスーパーで命の水オレッツァを大量に購入したりしながら

何事もなく無事ボニファシオに到着。

まだ本格的なヴァカンス前ですが観光客でいっぱいです。

湾には高級クルーザーだらけ。

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今回ボニファシオに来たのは前回見逃した

アルゴン王の階段へ行きたかったからです。

1420年 南コルシカを征服していたアルゴン王国の王様

アルフォンソ5世が命令し一夜で作り上げたという伝説がある階段。

浸食された石灰岩の壁沿い斜め一直線にやっと人が行き違える

大きさにくり抜かれた階段です。

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めちゃ急な階段を下っていきます。

でも帰りはここを上るかと思うと…

復路の方々は皆息も絶え絶え。

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一番下まで下りると少し遊歩道になっています。

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上りきってのオレッツァ旨し!

こちらの階段、下りて上るのも良いですが

実は船から見るのが一番いいのではないかと思いました。

 

そしてお昼は

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コルシカのムールフリット。最高っす!

嫁が食べたボニファシオの茄子はイマイチ…

 

ジェラートを食べたり土産物屋を冷やかした後

ボニファシオを出発。宿のあるポルトヴェッキオへ行きチャックイン。

 

夜は前回クロ カナレリで教えてもらった

ホテルレストラン Cala Rossa。

アペリティフは海辺で。

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コルシカと言うカクテルとカプ コルスの赤。

食事はメインダイニングへ移動して

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ムールの食べ過ぎの為

前菜はシャルキュトリ盛り合わせを分ける。

ばら肉のハムがめちゃ旨い。やはり薄く切って食べないとダメ。

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そしてメインに

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仔牛の尻肉のローストとボニファシオの茄子。

この茄子 味噌田楽みたいな味…

嫁さんは鱈。

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ワインは

コント ペラルディの2013アジャクシオ キュヴェ デ カーディナル。

本当はU STILLICCIONUを飲みたかったのですが在庫無しで

代わりに勧めてもらったこれ最高に旨い!!

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日本には入っていないようです。

インポーターの方誰か輸入してください

初めて見ました

たまに出会う珍しいワイン

今回はこれ

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Moet&ChandonのCoteaux Champenois

いわゆるシャンパーニュ地方で作られるスティルワイン。

赤の方がまだポピュラーなのかと思いますが

こちらはBlanc ed Blancs表記もある白。

知らなかった~~。

今は造られていないようです。

1本飲みましたが、かなり熟成している様子。

ご興味ありましたらお声掛け下さいな。

 

いろいろやる事いっぱいでコルシカ旅行記進まない…

2018コルシカ旅行記-1日目 1泊目パリだけど

旅行から帰り、その後シェフ不在営業。

今週は見上が夏休みなので営業的には若干きついですが

何とか月末月初の事務仕事等旅行中のフォローが終わったので

そろそろコルシカ旅行記を書き始めます。

もう渡仏してから2週間も過ぎたのか。

脳みそは正直。既に若干記憶が朧気…歳とスマホの影響としか思えんです。

頑張って記憶をサルベージしながら書きます。

 

前回コルシカに行った2015年は

パリ シャルルドゴール空港に着いて直ぐオルリー空港に向かう

強行トランジットでしたが今年はゆっくりパリに1泊。

たまにはパリで食事もしたいですしね。

 

珍しく定刻より1時間も早く着いたパリ。

宿は、次の日オルリー空港へ向かう事と、食事をする場所とのバランスを考え

モンパルナス近くのホテルを選択。

モンパルナスはLe Bus Direct(旧エール フランスバス)が使えるので

荷物の多い旅行では便利な場所です。でも時間によっては地獄をみます。

正に今回…モンパルナスまでバスで2時間かかる…しかも何故か冷房がきかない。

夕方発のパリ中心部に向かうバスは高速道路の渋滞がキツイです。

RERが時間的にはいいですが荷物置けないんですよね。

何とかモンパルナスの宿に着き

気が付いたらもうレストランを予約している時間。

バス遅延の影響でゆっくりしている時間なんてありゃしないです。

パリとの相性やはり悪い…

 

今回予約したお店は

多田シェフや幅さんお薦めのお店Le Cornichon ル コルニション。

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20時過ぎに着くと私達以外の席は既に満席。

皆早いな~フランスってもっと遅く食事し始めるイメージなんですけど。

クラシックな外観ですが、ピンクやグリーンの色合いをもたせ

少しモダンな印象の店内。テーブルは木目調でクロスは無し。

カトラリーはペルスヴァル。正にネオビストロといった感じです。

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ワインはコルシカ前夜祭的に

U StiliccionuのEMY-LIDIA白です。白は初めて飲む。

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前菜の前に自家製の鰯マリネを

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パンにバターを塗ってその上に鰯を乗せて食べます。

シンプルですが旨い。青魚の臭さは全くないので

コルシカのヴァルメンティーノとめちゃ合います。

 

前菜に私はアプリコットとトマト、アーモンドの燻製に

滑らかな青カビチーズを合わせた前菜。

素材がいいので何てことないお皿も贅沢に感じます。

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嫁さんはフェタチーズの入ったズッキーニの冷製スープ。

野菜が旨い為かメチャ美味しく感じる。

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メインに私はリドヴォーのポワレ。

リドヴォーは素材が良く美味でしたが

付け合わせの蕪と一緒にあるレモンが酸っぱ過ぎでバランス悪し…

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嫁さんはイベリコ豚の肩ロースのロースト

こちらは完璧な火入れで付け合わせも旨い。

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こちらのメニュー、活字表現が面白いのでマネさせて頂きます。

極限に眠たくなりデザート無しで撤収。

でも帰りホテル近くでケバブ購入。

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巨大過ぎで半分も食べられず…

ノリで買っちゃだめですね。

そんな、さくっと終わった1日目。

明日は朝早くからコルシカへ出発!!

 

獅子奮迅の働き

5日間の特別営業

基本的に私はホール

見上は状況により調理場だったりホールだったり

そして嫁さんが調理場という配置でした。

最終日の日曜日は予想以上の忙しさで

何人かお断りするくらい。

料理も沢山ご注文頂き、ほとんど完売状態。

嫁さんが、正に獅子奮迅の働きでした。

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仔牛の腎臓なんて完璧な火入れでしたし

我が嫁さんながら尊敬します。