月別アーカイブ: 2016年2月

本日は東京マラソン

何度応募しても全く当たる気配の無い東京マラソン。

家の近くを通るにも関わらずテレビで観戦。

昔はマラソン観戦の楽しさなど全然分かりませんでしたが

この歳になると選手達の微妙な駆け引きや気持ち、体調の変化により

だんだん変わっていく選手の表情などを感じられて

物凄く深いものだと理解できます。

最後ゴールするまで安心できない不安感

でも、終わった後の充実感と達成感はこの上ないものだと思います。

正に人生の縮図。そんな事言ってる私。歳とったわ~。

先ほど築地交差点にて頑張って走っているランナーに心の中で

応援してお店に来ました。声出して応援出来ないへたれ野郎な自分…。

来年こそは走りたいな。

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スモークサーモンの前菜

2月も残り何日かです。

1月も短いですけど2月もアッという間に過ぎていきますね。

そんな中、本日も新作の前菜登場です。

・サーモンのリエットと燻製のガトー仕立て キャヴィア添え

滑らかなすり身にしたサーモンのリエットと

ねっとり食感のスモークサーモンを押鮨の様に仕立てた料理で

春の軽い苦みを感じさせる野菜とピスタチオのソースに

キャヴィアを少し添えてご用意しました。

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本当に春らしい淡い色が多くなってきました。

まだ野兎もありますけど…

リエーヴル出来ました

青森県産の野兎。

今季最後ジビエの花形が今年もお目見えです。

もも肉と肩肉でロワイヤル。うさぎの血も入ったたっぷりのおソースで。

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背肉はシンプルにロースト。

他にパイ包みもあります。

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各何皿かしかありませんがお薦めですよ~。

クラープのコルナス06や

豪華に83のエルミタージュ ラ シャペルなどといかがですか。

進藤さん来店

昨晩は久しぶりに先輩である元麻布ボンピナールの進藤さんが来店。

いつも一緒の仲良し夫婦ですが、奥様は料理人達の集まりの為

進藤さん1人で来てくれました。スペシャルな手土産を持って。

それがこれ

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さすがです。

1番右はうちで開けていただきましたが

他のルフレーヴは全部持ってきてくれました。

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ありえないラインナップ…勉強になりました。

持つべきものは良い先輩っす。

昔話や今の業界の話、お店を続けていくという事など

話が尽きなくて5時になってしまいました。

進藤さんありがとうございました。

 

で、せっかく遅くなったしお腹も減ったので

河岸で鮨でもつまんで帰ろうかと思ったらこれ。

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最後これかよ…

とぼとぼ家路につき

ふて寝。

こないだ程では無いにせよ

2016年前半は居酒屋に行くことが多いっす。

昔の仲間との飲み会にはレストランって感じではないので

どうしても居酒屋になってしまう。

皆のアクセスなど考えると渋谷とか大きい街になってしまいますし

どこが旨い店なのかも知らないので

ハズレを引いてしまうのはしょうがないです。

楽しいからいいんですけどね。

先日の居酒屋のワインリスト。

頼んで飲まないのも失礼ですし、絶対出てこないから

結局頼みませんでしたがモンラッシェが激安!!

あー今でも気になる。飲めば良かったですかね?

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世界3大白ワインって…あと2つは何?

ロワールの生産者 来店

昨晩はロワールの生産者プレ氏が来店。

いつもの北沢さんが連れて来てくれました。

ロワール地方といってもかなり広いワイン生産地。

プレ氏はMenetou-Salonメヌトゥーサロンという

サンセールの南西に隣接している産地から来ました。

土壌はシャブリと同じくキンメリジャンという牡蠣の殻等で出来た

土壌からなり、ミネラルたっぷりのワインを生みます。

まだ30歳の彼は私がボーヌにいた2003-2004年に

同じくボーヌの醸造学校で勉強していたようです。

でも当時まだ17-8の高校生ですけどね。

その後ユベール ラミーや二コラ ロシニョール、

クロデゼプノーのバンジャマン ルルー等にワイン造りを学び

今は、早くに亡くなったお父さんに変わって陣頭指揮をとっているとの事。

ランパールのワインリストを見て本気で喜んでいる

若い彼を見て心から嬉しく思いました。

本当に楽しい仕事してるわ私。

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イタリア料理屋のそれとは違いますが

ランパールのメニューで必ず用意しているリゾット。

イタリア料理屋では無いですが飲んでいると淡水化物系メニューが

欲しくなるのは私もわかるので季節の素材を使い、2種類ご用意しています。

いつもはあまりこちらでご紹介する事はしませんが

やけに春らしいお皿だったのでお薦めします。

・筍と貝類 プティポワのリゾット

ソテーした鹿児島の筍と帆立や蛤、白ミル、ホッキ

フレッシュのグリーンピースを使った色合いも綺麗なお皿です。

仕上げにバターを使うところはやはりフランス料理人。

夜遅い時間でもご用意してますのでラーメンの代わりに〆リゾット!

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沖縄のアグ―豚

本日からの新メニュー

沖縄アグ―豚 ロースのローストとばら肉のブランケット

しっとりとローストしたロース肉と柔らかくクリーム煮込みにしたばら肉を

根菜と一緒に盛り合わせてご用意致します。

白いお肉で春らしく酸の優しい白ワインで合せてください。

あ、でもボルドーの熟成した物も合うんですよね。

あまり持っていませんが…

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昔働いていた場所

先日のお休みは

西麻布のビストロ アンバロンへ久しぶりに訪問。

金融関係の仕事からフランス料理屋オーナーソムリエへ転身という

珍しい職歴を持つ両角さんのお店です。

昔はお客様として接していた方でソムリエ試験を一緒に受け

しかも私なんて試験対策のレジュメを両角さんから

頂いた事によりギリギリ受かったようなものです。

 

料理はビストロらしいシンプルな料理で

ジビエのテリーヌとカスレをお腹いっぱい頂きました。

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ワインはコストパフォーマンスの高い物がいっぱいで目移りします。

今回は軽めに大好きなクレール ノーダンを頂きました。

 

そんなアンバロンの目と鼻の先に、昔働いていた

今は無きラ グラップというお店があったのですが

久しぶりに前を通るとなんと!大衆的な焼き鳥屋さんに変わっている…

なんだか凹む。アンフォールがクレープリーに変わった時もそうですが

昔いた場所に違うお店が出店しているのを見るとなんだか悲しい。

そんな切ない気持ちになった休日。

野兎1羽だけですがわけてもらいました

いつもよくして頂いているシュマンの信定シェフから

青森で獲れたリエーヴル(野兎)を1羽譲って頂きました。

当然毛付きですので写真は載せません。

今日から仕込みに入りますが1週間くらいはかかると思います。

状態にもよりますがソースたっぷりのロワイヤルで用意すると思います。

そんなに数はありませんがご興味ありましたら連絡ください。